ちょっと書いてみてもいいですか

うつ闘病中ですが日々の中で思うことをちょっと書いています

うつ病と旅行

もともとは旅行が趣味だった自分が、

うつ病になって思うことをちょっと

書いてみようと思う。

日本のお城が大好きで

北は青森県弘前城

西は福岡県小倉城までは、

制覇した(中途半端ですが)こともあり、

結構、旅はしてきたほうだと

自負する自分ですが、

うつ病になってからの旅行は、

結論、お勧めできない考えます。

気分転換に旅行でもと

お考えの方もいらっしゃると思いますが、

うつ病下での旅行は

とにかく疲れがたまりやすく

そのうえ楽しめず、

思い出に残ることがありませんでした。

目次

 

うつ病だと旅行を楽しめない理由

では、なぜ自分は旅行が

楽しめなかったかというと、

一般的に旅行は、

行くまでの準備・計画を楽しみ、

旅行先での景色・景観を楽しみ、

旅先でのお風呂を楽しみ、

旅仲間との会話を楽しみ、

といった様々な楽しみ方が

あるかと思います。

ですが、うつ病になるとその一つ一つが

こなしていくことで精一杯で、

旅行という短期間に

それぞれを対応していくことが

とても困難になります。

それら一つ一つが

すべて疲労として蓄積され、

結果、疲れただけの行動としか

記憶にのこりません。

もちろん、よほど印象深い場所などは、

一部思い出にのこりますが・・・・

行くまでの準備・計画を楽しむ

まずここが大きな壁です。

うつ病の自分が、旅行に行くとして、

その企画、準備すすめるにあたり

旅行先、見学するルートづくり、

交通機関は何をつかうか

食事する場所、宿探し、

これらの工程を考えるだけで

ひと苦労です。

あなたはこれらの準備を

楽しみながらできるかもしれませんが、

自分には、道中の人ごみや長い移動時間、

食事の時の薬の準備など、

普段の生活と異なる場面を

いかに日常と差異を抑えつつ

過ごすことができるか、

そう考えるだけで精一杯です。

旅行先での景色・景観を楽しむ

景色・景観を観る、

これも疲労の連続です。

1か所や2か所といった見学場所を

絞った旅行ならまだ耐えられそうですが、

せっかく来た旅行だからと、

何か所も巡るルートでは

疲れ切ってしまい。

集中力も持たず、せっかく見て回っても

よい思い出とはならないでしょう。

それに何か所も回るとなれば、

その移動だけでも、

うつ病の自分には負荷が大きすぎます。

移動するたびに、乗り物を乗り換えて、

出発の時間や、移動の時間を考えてなど

頭で処理することが多くなり

脳が疲れてしまうからです。

旅先でのお風呂を楽しむ

温泉などを目的に旅行する方も

多いのではないでしょうか?

でもお風呂は、うつ病の方には、

タブーなくらい苦手な行動です。

とにかくお風呂は

うつ病を患っている自分たちには

準備して、お風呂を上がるまでの

行動・その工程が多く

お風呂に入るだけで疲れてしまうくらい

苦手なものです。

ここでは何故お風呂が苦手なのか

その詳しい説明は省きますが、

端的にいえば、湯舟をためて、

服を脱いで、髪を洗って、

体を洗って等々、いくつもの行動が

組み合わさって、

やっとお風呂あがれるのです。

その一個一個をその場で

考えて行動していくのは、

うつ病の自分たちはとても苦手なのです。

旅仲間との会話を楽しむ

これは、二人または数人で行く場合は、

特に気を付けていただきたいのですが、

自分の経験から、うつ病の方が

旅行に行くのであれば、

一人旅のほうが、

まだ気分が楽かと思います。

うつ病は言うなれば

ストレス耐性が弱っている状態です。

友人といえど、一緒に居る時間が

増えれば増えるほど、

気を遣うものですし、

気を遣えばストレスも増え、

疲れてくるものです。

きっと一緒に旅をしていて後悔することが

多くなってくるかと思います。

まとめ

やはり、いくつか項目別に

書いてみましたが、

うつ病を患っている自分含め、

旅は、お勧めできないかと考えます。

それでも旅気分を

味わいたいとお考えの方に

アドバイスです。

うつ病の自分が時々行っている

旅気分を味わえる方法ですが、

  1. 日帰りの範囲内で旅行先を決定。
  2. 自宅からの移動方法が楽な場所で。
  3. 旅行期間は1泊2日まで。
  4. 見学は1か所ないし2か所まで。
  5. 一人で気楽に回れるプランで。

以上のポイントを抑えた、小旅行を

うつ病になってからは、楽しんでます。