ちょっと書いてみてもいいですか

うつ闘病中ですが日々の中で思うことをちょっと書いています

うつ病の取説

うつ病と診断されて

3年の月日が経ちます。

月日が流れ、うつ病が何者であり、

どんなことをしてくるのか、

自分をどんな手段で苦しめてくるのか

分かってくると、

うつ病との付き合い方も

分かってきました。

目次

 

うつ病は意地悪をしてくる

うつ病になってから常に思っています。

うつ病は意地悪な奴だということ。

自分のやる気を凹まして、

やりたいことを出来ないようにしたり、

趣味とか好だったことだって、

楽しみをなくしていったり、

眠りたいのに、眠れないようにしたり、

お風呂の気持ちよさや、食欲や

もっとも大切な人とのつながりを

平気で奪っていきます。

うつ病の言いなり

うつ病が意地悪をしてくると、

自分は太刀打ちできません。

うつ病の言いなりです。

うつ病が、「今日は寝てろ」といえば

一日中布団の中です。

うつ病が、「飯を食うな」といえば、

食事はしません。

うつ病が「仕事を休め」といえば、

仕事を休みます。

うつ病が、「一人で居ろ」といえば、

一人で過ごします。

うつ病の言いなりになっているほうが

ストレスもなく気分が楽だから、

いつも言いなりです。

でも、このままではいけないなと

思うことも時にはあります。

うつ病が人とのつながりまで奪った

うつ病の言いなりになっていたら、

いつの間にか、人とのつながりまで

奪われていました。

気分がザワザワしないように

うつ病の言いなりで、

一人で過ごすことが多くなった。

仕事も、食事も、休日も、家のなかでも、

すると、気持ちは落ち着いているのに

でも、寂しさを感じることが増えた。

うつ病に自分を支配された

うつ病の言いなりになって

しばらくすると、

自分に何も残ってないことが分かった。

仕事も辞め、趣味も失い、

食事をする楽しみも無くし、

周りには人も居なくなっていた。

ただ生きているだけなことに気が付いた。

うつ病の呪縛から逃れる

何もかも失って、

ただ生きているだけの毎日が、

こんなにもつまらないことを知った。

何とかうつ病の呪縛から逃れようと

考えるようになった。

うつ病はいじめをやめてくれない

はじめのうちは、

嵐のように過ぎ去ってくれるのを

待ってました。

でも、月日が流れても、

うつ病は自分の中を、

台風のように通過してくれません。

ずっと自分の中にいます。

どうやら、時間が解決してくれるものでは

ないようでした。

だってその間もずっと意地悪をしてきて

自分を苦しめてきます。

うつ病に抵抗してみよう

どんなに待っていても、

いじめをやめてくれないのなら

少しは、抵抗してみようと思った。

いいなりになるのはやめようと思った。

でも、どうやって抵抗したらいいのか

わかりません。

これまで言いなりになっていたこと

うつ病に「やれ」と言われたことに対して

少しだけ自分なりにあらがってみようかと

思って試しました。

我慢したり、頑張ったり、

自発的に行動してみたり、

でもうまくいかず、

心のザワザワが増えた気がした。

これではマズイと感じた。

八方塞がり

うつ病の言いなりになっているのもダメ。

うつ病に抵抗してみるのもダメ。

うつ病の包囲網に八方塞がりの状態です。

打つ手なしの状況に、

気分がふさぎ込んできます。

でもここで何もしなかったら、

きっと後悔するに違いない

今回はあきらめず

どうしたらいいのか考える。

最後の手段です。

ちょっとうつ病と直に話してみようかな。

うつ病と話し合ってみる

今度はうつ病は、

いじめをやめてくれないから、

言いなりになるのではなく、

うつ病のいじめを止めたいから、

抵抗するのではなく、

どの程度いじめを抑えてくれるのか、

いじめのない日を作ってくれないか、

出来ればいじめのない日が

多いほうがいいなとか要望したり

うつ病と顔を合わせて

話し合ってみることにしました。

うつ病の話を聞く

うつ病と話していくと、

少しずつ分かることが増えてきた。

いじめの程度を加減してくれる日もあるし、

全然いじめてこない日もあります。

そんな時は、うつ病になってから見つけた

新たな趣味をしたり、

出来る範囲内で楽しく過ごしてます。

あまり大きく行動すると、

うつ病に見つかって

また楽しみを取り上げられてしまうから。

うつ病と付き合っていく

うつ病は話を聞いてくれて、

話し合うことはできましたが、

やっぱり、自分のなかから出ていく気は

ない様子です。

いまのところは。

でしたら、うまく付き合っていける自信は

ないですけど

うつ病と付き合っていくしか

ないようです。

あとがき

最後までブログを読んでいただき

ありがとうございます。

今日はうつ病にいじめられてる日です。

朝から何をするにも億劫で

ベッドにふさぎ込んでました。

そんな状況でしたので、

うつ病に対して常に思っている

うつ病は意地悪をしてくる」

という思いを言葉にして

綴ってみました。

 

日々、うつ病に翻弄されるなか、

お風呂に入ることですら

ままならないこともあります。

そんな時は、自分の中でぶつぶつと

自分に向かって話しかけます。

人がみたら危ない奴ですが、

なぜお風呂に入りたくないのか、

本当にお風呂に入りたくないのか、

百歩譲ってお風呂に入るとしたら

どうしたらお風呂にはいれるのか、

お伺いを立てて

何とかお風呂に入るのです。

 

お風呂だけに限らず、

うつ病になってからは、

自分の中で自問自答を

繰り返すことが多くなりました。

もちろん自分の中の声に

反論することもありますが

自分の中の声に耳を傾けながら

行動するほうが、

結果うまくいくことが

多くなった気もします。

 

これからもうつ病

うまく付き合っていくために

自分の心の声に耳を傾け、

話し合いながら、

一回しかない人生を過ごしていきたいと

思います。