ちょっと書いてみてもいいですか

うつ闘病中ですが日々の中で思うことをちょっと書いています

うつ病と散歩

今回はうつ病の自分が

散歩が好きっていう気持ちを

ちょっと書いてみます。

 

ここでは、散歩の効果とか

専門的な話は抜きにして

純粋に散歩が楽しくて

しょうがないという

散歩愛だけを綴っていきます。

 

自分は時間があるときや

体調が良い時は

決まって散歩に出かけます。

日によっては2回も3回も

出かけます。

 

決まったルートは無く

気分によってコースを変え

一回の散歩に

平均1から2時間かけて

10000歩から20000歩は歩く

といったところでしょうか。

 

散歩が好きな理由はずばり、

うつ病の事を忘れられる」、

うつ病から離れられる」、

と感じられる唯一の時間だからです。

散歩と歩幅

歩幅は決まってません。

すべて自分のペースです。

早歩きしたり

のろのろ歩いたり

自分の思うままです。

 

寄り道してカフェにはいったり

本屋に立ち寄ったりもします。

 

自由気ままに歩くだけです。

散歩の楽しみ

散歩と光

散歩をしていると、

特に晴れの日は

太陽の光にてらされ、

目に飛び込んでくる景色が

すべて、きらきら輝いて見えます。

見慣れた街並みの風景も輝いて見えます。

 

一歩一歩進んでいくと、

そんなきらきらした景色が

写真を一枚ずつ見ているように

次々と目に飛び込んできて、

自分を楽しませてくれるのです。

 

路地に咲いている草花や

自転車で通り過ぎる人々

並んで歩く親と子供

楽しそうに会話している学生たち

 

出会うすべてのものが

自分の心を

楽しませてくれます。

散歩と音

耳に飛び込んでくる音は

心を癒してくれるサウンドになります。

 

歩くたびに、コツコツなる靴音は

ちょっとずつ自分を次の景色へ

連れて行ってくれる

心躍る音。

 

自分を通りすぎていく

風の音は、

さらに遠くへと自分を誘い

背中を押してくれる音。

 

音に耳を傾けていると

散歩がいろどり豊かになって

いきます。

散歩と香り

散歩をしていると

色々な香りと出会うことができ、

味わい深くなっていきます。

 

季節ごと咲き変わる花の香りは

四季の始まりと終わりを

つたえてくれます。

 

時間ごとうつろう町の香りは

明け方や夕焼け時、

食事時の家から流れる料理の香りなど

一日一日が過ぎ去るのを

感じさせてくれます。

 

天候で変化する空気の香は

快晴や曇り、雨で変わる

空気や土のにおいなど

自然の香りを教えてくれます。

 

香りに思いを寄せると

散歩が赴き深いものになって

いきます。

散歩と感触

散歩をしていると

靴で踏みしめた感触で

楽しみがましていきます。

 

土を踏みしめれば

「ザスッ」とした感触があり

 

水たまりを踏みしめれば

「バッシャ」とした感触があり

 

落ち葉を踏みしめれば

「シャオ」とした感触があり

 

雪を踏みしめれば

「フギュッ」とした感触があり

 

一踏み一踏み、

散歩の満足感が増して

いきます。

 

散歩は一歩一歩と

歩くたびに

いろいろな顔を見せ

自分を楽しませてくれます。

うつ病と散歩

散歩はうつ病を忘れさせてくれる

うつ病と離れられる最高の時間です。

 

頭のなかでグルグルと回る不安な気持ちも

心の中のでモヤモヤとする焦る気持ちも

すべてを吹き飛ばして

スッキリとさせてくれます。

 

さらに散歩の時間は、

自分と向き合い、

自分の正直な気持ちと

対話をさせてくれます。

 

自分をまっすぐに見つめて、

自分が今何を考えてるのか、

これから何がしたいのか、

自分の心と話をさせてくれます。

 

散歩をしている時だけが、

うつ病の呪縛から逃れ

自由に感じたり、考えたり、

できる唯一の時間なのです。