ちょっと書いてみてもいいですか

うつ闘病中ですが日々の中で思うことをちょっと書いています

うつ病と自己肯定感

自分は、自慢ではないが、
その辺の人たちより
断然に、明らかに
自己肯定感が低い自信が、
あります。

ほぼ365日、
1年を通して、
他の人たちと比較して
自分はダメだ、劣っていると
ため息をついてばかりです。

これまで、自分の人生の大半を
自己肯定感とは、
縁遠い生活をしてきました。

まず、容姿です。
とてもイケメンとは言えない
そのルックスに、自己肯定感は
下がりっぱなしです。
他人と比較しては、
下を向いて歩いてばかりいます。

次に、何をやっても要領が悪く
手際の悪い仕事っぷり、
同僚たちは、難なくこなす仕事でも
自分は、あたふたするばかりで、
周りと比較しては、
肩身の狭い思いをしてました。

遊びでも、街に出れば、
オシャレに着飾った若者たちが、
楽しそうにショッピングしたり
食事したりしている姿を見ると
自分は、何も楽しめてないと
うつむいてしまいまいます。

それは、自分の家でも変わりません。
オシャレな写真や楽しそうな動画を
SNSで見かけるたびに、
家でゴロゴロしている自分と比較して
情けなくなってしまします。

そもそも自己肯定感とは、
次のように書かれています。

自己肯定感とは、その言葉の通り「ありのままの自分を肯定する感覚」のことです。
他者と比較することなく、自分自身が「今の自分」を認め尊重することで生まれる感覚であり、物事を前に進めるための原動力となります。

自己肯定感とは?低い人の特徴と高めていく方法|グロービスキャリアノート

 

自己肯定感とは、「自分の存在には価値がある」「自分自身に満足できている」と自分の価値や存在意義を肯定できる、自分自身を認め尊重できる感覚のことです。

 

自己肯定感とは?高い人・低い人の特徴や注意すべきポイント|GroWomen Leaders

 

そこには、

「ありのままの自分を肯定する」
「今の自分を認め尊重する」
「自分の存在に価値がある」
「自分自身に満足できている」

などの文言が並んでますが、
自己肯定感の低い自分には、
一つも響いてきません。

なんせ、365日、他人と比較して
落ち込んでいるのですから。

そして、自分はさらに
自己肯定感を低くする、
スキルを身に着けることになります。

それがうつ病です。

うつ病は、自己肯定感の低い自分を
さらに低くする。
破壊力のあるスキルでした。

長年、他人と比較して
落ち込んでいた自分の能力を
うつ病がさらに下げてくるのです。

気分の落ち込みや、
しんどくベッドから起き上がれない、
お風呂も億劫で入れない等
うつ病になる前は当たりまえに
出来ていたことが、
それすらも出来ない状況に
泣くしかありません。

こうなると主戦場も変わってきます。
これまでは、他人と比較して
自己肯定感を低くしてましたが、
うつ病を患ってからは、
過去の自分と比較して
これも出来なくなった
あれも出来なくなったと
自己肯定感が低くなるばかりです。

とても、今のうつ病になった
自分を受け入れることは出来ないし、
うつ病である現在の自分に満足など
出来るはずがありません。

では、自分の自己肯定感は
どうなってしまうのだろうか、
もともとの性格で、
自己肯定感の低いところはさておき、
うつ病になったら、
自己肯定感は低いままなのだろうか?
高めることはできないのだろうか?

書籍などみると、
自己肯定感を高めるには、

「自分を認めてあげる」
「今の自分としっかり向き合うことが大切です」

などとかかれています。

つまり、うつ病である自分は、
自分というものと向き合い、認める
ためには、うつ病そのものと対峙する
必要があるようです。

うつ病を抱えた自分」というものを
肯定し、認め尊重し、
その自分に満足できるか?

うつ病は、うつ病を患った者に
とても大きな課題を
投げかけてくるものなんですね。

改めてうつ病の怖さが
身に染みております。