うつ病と診断されて

何故自分はうつ病になったのか？

どうして自分はうつ病患者なのだろうか？

うつ病って何者？

これは、現在自分がうつ病を患っていても

時々思うことです。

うつ病とは

自分にとってのうつ病とは

今のところは、専門的な病院へ行き、

専門的な先生に診てもらい、

うつ病と診断されたから、

「ああ自分はうつ病なんだな」と、

自分を納得させているような状況です。

もちろん病院を疑っているわけでは

ありませんし

自分の置かれてる状況が、

うつ病について書かれている本やネットで

紹介されてる状態に

あてはまることはたくさんあります。

では、うつ病とはどんな状態をさすのか、

厚労省の資料にこんなくだりがあります。

一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態です。また、うつ病になると、ものの見方や考え方が否定的になります。

www.mhlw.go.jp

このなかで、

自分は以下の項目に該当していました。

• 気分の落ち込み
• 何をしても楽しめない
• 眠れない

3年前の診断当初から、

状況は変わってません。

気分の落ち込み

気分の落ち込みは、定期的に訪れ、

特に朝におこることが多く、

その日は１日中落ち込んだままです。

食欲もなくなり、

何をするにも気力がわかず

ただ時間が過ぎていくのを

まっている感じです。

季節や天候にも左右されることが多く、

雨の日などは、

ベッドから起き上がるのも億劫です。

何をしても楽しめない

また、何をしても楽しめないのは

つらいですね。

好きだったことや、物への関心が薄れ、

実際にそれを行っていても、

なんの感情もわいてこない状態に

なります。

自分は映画鑑賞が好きで、

月に2～3本観ていましたが、

現在は0本、先ず観たいという感情が

わいてきませんし、

いったとしても2時間映画を見る、

集中力がいまではなく、

頭が疲れ切ってしまい、

途中からは内容も頭に入ってきません

ただ、映画館の椅子に

座っているだけの状態になります。

眠れない

睡眠障害は自分に訪れた最初の症状です。

はじめは、自覚症状として

夜中に目が覚めるようになりました。

トイレに行きたいわけでもないのに

おかしいとは思っていましたが、

それがだんだんと起きる回数が多くなり、

一度起きると目がさえてしまい、

眠れなくなる状況になります。

最終的には、睡眠に入ることさえ

困難になってしまいました。

ここで専門的な病院を

受診することになりました。

うつ病になったのはいつか？

うつ病にいつなったのか？

それは今でもわかりません。

病院を受診したきっかけは、

睡眠障害でしたが、

そこで受診してはじめて「うつ病」の

診断をされました。

先生から「うつ病」の診断がされるまで、

自分が「うつ病」だと思ったことは

一度もありませんでした。

そのくらい「うつ病」とは、自分にとって

遠い存在のものでした。

自分にとってうつ病とは

非常に縁遠いものから

我が身の事となった「うつ病」ですが、

では「うつ病」とは何かと問われれば、

自分に起こっている「うつ病」の症状を

答えることしかできません。

「うつ病」によって、

薬を服用するようになったとか

生活はちょっと変わったかもしれません。

でも、気分が落ち込むとか、

好きなことをやっていても

楽しくないこととか、

眠れない日があることなど、

あなたにもそんな日があると思うのです。

そのくらい「うつ病」って、

診断を受けた者でさえ、

自分の身に起こっていることが

理解しがたく、

割り切れないものだと、

今なお思うのです。

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